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日常生活では、どんな店屋の主人でもしごくあたりまえに、ある人が自分がこうだと称する人柄と、その人が実際にどういう人であるのかということを区別することぐらいはできるのに、わが歴史記述ときては、まだこんなありふれた認識にさえも達していないのである。それは、あらゆる時代を、その時代が自分自身について語り、思い描いた言葉どおりに信じ込んでいるのである。    『ドイツ・イデオロギー』

私家版・従軍慰安婦問題のリンク集(2008・8)

071218

[][] リヴィジョンレベル・カテゴリー 21:00 はてなブックマーク -  リヴィジョンレベル・カテゴリー - kmiura  リヴィジョンレベル・カテゴリー - kmiura のブックマークコメント

慰安婦問題を正当化する議論をいろいろみかける。パターン化されているので分類してみた。いずれは、それぞれにどのような資料を使いながら反論をすべきか、ということをまとめたい。同時に資料を使った議論では議論にならない価値観の部分の相違も明確にしたい。

  • リヴィジョンレベル1 ["慰安婦なる存在は妄想"論者] 慰安婦は民間業者が経営した日本帝国軍向けの娼館の売春婦である。したがって、日本軍政府は関係がなく、慰安婦などというものはいなかった。
  • リヴィジョンレベル2 ["慰安婦はよい存在だった"論者] 日本帝国軍は慰安所の経営を直接行ったこともある。しかしこれは遠征地での強姦事件を減少させるためであり、しかも慰安婦は自発的にその募集に応じて業務についた。慰安婦の就業状況は良好であり、高給をもらっていた。

  • リヴィジョンレベル3 ["慰安婦は民間業者の売春婦"論者] 日本帝国軍は慰安所の経営を直接行ったこともある。しかしそもそも慰安所は遠征地での強姦事件を減少させるためだ。慰安婦をたとえば看護婦募集といった詐欺まがいの方法で徴用したこともあるが、これは委託された業者が行ったのであり、こうした犯罪行為に日本政府・軍は関与していない。悲劇的な形で慰安婦に就業したケースもあるとはいえ、慰安婦の生活・就業状況は一般的に良好であり、高給をもらっていた。拉致監禁による強制的な慰安婦徴用は当時の軍は犯罪として裁いた。
  • リヴィジョンレベル4 ["慰安婦公娼"論者] 日本帝国軍は慰安所の経営を直接行ったこともある。しかしそもそも慰安所は遠征地での強姦事件を減少させるためであり、その効用を勘案すべきである。慰安婦をたとえば看護婦募集といった詐欺まがいの方法で徴用したこともあり、これは通常委託された業者が行い、日本政府・軍の間接的な関与の形跡もある(広義の強制の肯定)。騙されて慰安婦に就業したケースもあるとはいえ、当時に多く見られた「身売り」等の手段に騙されて売春婦になったケースと同様である(広義の強制の正当化)。自発的に慰安婦になったものも多く、生活・就業状況は一般的に良好であり、見合うだけの給料はもらっていた。一方、拉致監禁、暴力による強制的な慰安婦徴用やレイプは当時の軍は犯罪として裁いた(狭義の強制の否定と政府・軍の正当化)。
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