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日常生活では、どんな店屋の主人でもしごくあたりまえに、ある人が自分がこうだと称する人柄と、その人が実際にどういう人であるのかということを区別することぐらいはできるのに、わが歴史記述ときては、まだこんなありふれた認識にさえも達していないのである。それは、あらゆる時代を、その時代が自分自身について語り、思い描いた言葉どおりに信じ込んでいるのである。    『ドイツ・イデオロギー』

私家版・従軍慰安婦問題のリンク集(2008・8)

070620

[] 以下、キーワード化予定 22:45 はてなブックマーク -  以下、キーワード化予定 - kmiura  以下、キーワード化予定 - kmiura のブックマークコメント

警察・軍関連の資料。頻繁に引用されるので、さまざまな呼び名なども含めて網羅、解釈の文献などもリンクしてキーワード化する。

警保局警発乙第七七号 支那渡航婦女の取扱に関する件

http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/25/26

A Home Affairs Ministry directive (number 77) issued on February 18, 1938, states that the recruitment of "comfort women" must be in compliance with international law and prohibits the enslavement or abduction of women.

"The Facts"

1938年2月18日に出された内務省通牒(*2)number 77は、「慰安婦」の募集では国際法を遵守せねばならないと記述しており、女性の奴隷化や誘拐を禁じている。

http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-83.html

警保局警発甲第一三六号 南支方面渡航婦女の取扱に関する件

http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/25/27

レファレンスコードはA05032044800。

キーワードは「支那渡航婦女」を入力してみてください。

 前に私が紹介した第21軍から派遣されてきた久門少佐陸軍省徴募課長小松大佐慰安婦の募集と移送についての協力要請に対して、内務省警保局が関連する府県の警察に対して、女性の調達を命じた文書です。軍と警察が慰安婦の募集と移送に深く関与していたことを示す決定的な証拠となる文書です。例の広告は、文書全体の内容を無視して、その一部だけを都合よく利用しているにすぎません。

bbs:25:44

関連リンク 

軍による調達の事実

id:nagaikazu:20070521

久門少佐の名刺 (画像)

id:kmiura:20070521:1179766974

支那渡航婦女に関する件伺

http://ianhu.g.hatena.ne.jp/bbs/25/28

これもアジア歴史資料センターで見ることができます。レファレンスコードはA05032044800。

というか、前記警保局警発甲第一三六号とこの「支那渡航婦女に関する件伺」とは一体のもので、警保局警発甲第一三六号を関係府県知事に通牒してよいかどうかの決済を求めた警保局の稟議書がこの「支那渡航婦女に関する件伺」でして、この稟議を警保局長が決済して、実際に警保局長通牒の警保局警発甲第一三六号が通達されたのです。

bbs:25:46

その警察資料とは、「支那渡航婦女に関する件伺」(昭和一三年一一月四日付)という内務省警保局の内部文書であり、アジア歴史資料センターにおいて公開されている。レファレンスコードはA05032044480。

 同じものがアジア女性基金から刊行された『政府調査「従軍慰安婦」関係資料集成』第1巻にも収録されており、pdf版では111頁から137頁までがそれにあたる。

 もとの資料は手書きで読みにくいが、翻刻したものが、以下のサイトに掲載されているので、こちらを見られた方がいいかもしれない。

http://www.bekkoame.ne.jp/~yamadan/mondai/rmal14/react785.html

 この資料は1938年秋に広東攻略のために華南に派遣された第21軍の求めに応じて、慰安婦要員となる女性約4〇〇名を華南に渡航させるよう命じた内務省警保局長の通牒、すなわち大阪、京都兵庫福岡、山口各府県知事宛「南支方面渡航婦女の取り扱いに関する件」(警保局警発甲第一三六号 昭和一三年一一月八日施行)の起案文書である。

 この「支那渡航婦女に関する件伺」には、次のように記されている。

日南派遣軍古荘部隊参謀陸軍航空兵少佐久門有文及陸軍省徴募課長より南支派遣軍の慰安所設置の為必要に付醜業を目的とする婦女約四百名を渡航せしむる様配意ありたしとの申出ありたるに付ては、本年二月二十三日内務省発警第五号通牒の趣旨に依り之を取扱ふこととし、左記を各地方廳に通牒し密に適當なる引率者(抱主)を選定、之をして婦女を募集せしめ現地に向はしむる様取計相成可然哉

現代語に訳すと、

本日、南支派遣軍(第21軍)の古荘(幹郎・第21軍司令官)部隊の参謀である陸軍航空兵少佐久門有文と陸軍省徴募課長(小松光彦大佐)の両名から、南支派遣軍に慰安所を設置するために必要であるので、売春に従事する婦女約400名を渡航させるよう配慮いただきたいとの申し出がありましたので、本年2月23日付の内務省発警第5号通牒の趣旨にもとづいて、これを処理することとし、左の通牒を各府県に発し、内密に適当なる引率者(抱主=すなわち売春業者で慰安所の委託経営者)を選び、彼らに女性を募集させ、その引率のもとで現地に向かわせることにするのがいいと考えますがいかがでしょうか。

となる。

 この伺いは警保局長の決裁を受け、その趣旨(抱主を警察が選定して、それに女性を集めさせて現地に連れて行かせるよう措置させる旨)の通牒が関係府県に出されたのであった。

 これからわかるように、第21軍司令部と陸軍省が警察に慰安婦の調達と送出を依頼し、警察がそれに全面的に協力したのである。軍から依頼された警察は、現地に渡って慰安所を経営する業者を選び、彼らに女性を集めさせ、渡航させたのであった。

http://ianhu.g.hatena.ne.jp/nagaikazu/20070521

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