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59noharranoharra   26  朝鮮人は戦前「日本国民」だから日本人と等しく戦争被害に耐えよ、しかし日本人でないので補償はしない!

朝鮮人は戦前「日本国民」だから日本人と等しく戦争被害に耐えよ、しかし日本人でないので補償はしない!

浮島丸訴訟と宋斗会

浮島丸爆沈事件の訴訟


 日本の敗戦直後に京都府舞鶴港で旧海軍の輸送船「浮島丸」が爆発・沈没した事件をめぐり、韓国在住の生存者と遺族計80人が日本国に約28億円の損害賠償や公式の謝罪などを求めた訴訟

 01年8月の一審・京都地裁は生存者15人について「国は強制的に日本で就労させており、安全に朝鮮半島まで送り届けるのは条理上当然だった」と1人あたり300万円、計4500万円の慰謝料の支払いを国に命じた。一方、03年5月の大阪高裁判決は「旧憲法は国の個人への賠償責任を認めていない」とする「国家無答責」の法理から一審判決を取り消し、原告の請求を全面的に退けた。

http://kamomiya.ddo.jp/%5CSouko%5CC02%5CSo_Tokai%5CUkisima.html

 浮島丸裁判は、在日一世の故宋斗会氏の発案で始まった。原告団80人を組織したのは、太平洋戦争犠牲者光州遺族会(李金珠代表)と、忠清北道の永同新聞である。

 宋斗会氏は、1973年には、樺太朝鮮人から委任状を取り寄せて帰還を求める裁判の道を開いたが、1989年からは韓国徴兵徴用の被害者に公式陳謝と補償を求める裁判を呼びかけ、翌年、22人が本人訴訟で初めて提訴していた。宋斗会氏は、「日本は強大であり、勝訴できないが、泣き寝入りするな」と、韓国の被害者に呼びかけたのである。

 私は宋斗会氏の下で、事務局として裁判に携わり、資料の収集、事件の調査を担当した。

 宋斗会氏の言う通り、裁判は敗訴した。しかも最高裁は、上告申立てを認めずに棄却した。判決文さえも作らなかったのである。敗訴は予想していたが、朝鮮人徴用の責任を認めず、日本人だけに補償する民族差別に、私は怒りと悲しみを感じずにおれない。

 浮島丸事件は、事件発生当初から朝鮮人大量虐殺の疑惑があり、真相究明が原告たちの大きな目的だった。しかし日本は、事件についてほとんど説明しなかった。また、家族が同郷の生還者から肉親の死を知らされていても、死亡者名簿に名前がなければ、日本は認めなかった。

 裁判を起こした遺族のうち、17人が遺骨を受けとっていない。遺族は祐天寺の遺骨の返還を求めたが、日本は個人への返還を認めなかった。提訴後数年して、遺族個人への返還を求めたが、日本は謝罪も、たった10万円の葬祭料も拒否した。

 日本海軍は、朝鮮人軍属たちに帰還を命じて乗船させた。虐殺事件であるか否かにかかわらず、事件の責任は日本にある。しかし日本は、事件の調査、被害者の認定、遺族への通知、遺骨返還という金銭以前の最も基本的な責任を認めない。そして、遺族に対してさえ謝罪せず、香典も包まずに遺骨を返すと言う。それを日本の裁判所は認めるのである。

 私は浮島丸事件以外にも、光州千人訴訟、BC級「戦犯」訴訟中国籍朝鮮人シベリア抑留訴訟にかかわったが、ほとんどの判決が次のように言う。

 「戦争による被害は広範囲で甚大なものであり、国民等しく耐え忍ばなければならない。また、限られた国家予算において、どの範囲の人々に補償するかは国会の判断である」。

 判決は、戦前、朝鮮人は「日本国民」だから、日本人と等しく戦争被害に耐えよと言う。それでいて、日本人だけに補償しても構わないというのである。

 日本は、戦後も、国が堂々と民族差別を行い、裁判所がこれを認める。第二次大戦後の世界では決して認められないことが、日本では大手を振ってまかり通る。

 イギリスフランス、アメリカ、イタリア植民地出身者を戦争に動員したが、責任を負わず補償しないのは、世界で唯一、日本だけである。私は韓国の被害者や弁護士とともに、徴兵徴用戦後責任を求めて国連人権委員会に申立ての準備をしている。

 なお、被害者たちは事件を虐殺と確信しているが、そうではない事を私は裁判の準備書面で丁寧に説明した。私は弁護団と資料を収集し、事件を検証したが、真っ先に救助に駆けつけた地元の人々が、爆発直後に船全体が、船底もろとも「への形」に大きく盛り上がったことを目撃している。これは船の外部、下で爆発(触雷)がなければ起こり得ないと私は考えたのである。日韓専門家による検証が行われることを、私は強く望んでいる。

青柳 敦子(訴訟支援グループ代表))

http://kamomiya.ddo.jp/%5CSouko%5CC02%5CSo_Tokai%5CUkisima.html



参考:青柳敦子著 『浮島丸事件訴訟と全承烈さん

              − 遺骨問題の新たな展開に向けて』

http://homepage3.nifty.com/iimptc/shinkan2.htm

 

青柳敦子著 朝鮮人徴兵徴用に対する日本の戦後責任—戦後日本の二重基準 (単行本) 

返信2009/08/23 09:23:34