海老蔵-野原の応答など RSSフィード
 

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35noharranoharra   2  Re:吉田詐話師史観(今後の努力に期待!)

今後の努力に期待!

やはり、「勘違い」はなおっていないようですね。というか、僕の重大な論点をスルーしています(http://d.hatena.ne.jp/london-tower/20071208)。その意味で"typical"なある種の皆様の言説にしかなっていません。その主張とは別に、議論の運び方だけ見ても、残念ですが答案としてみれば及第以下でしょうか。まあ、今後の努力に期待というところでしょうか。

問題は”歴史的事実であるかどうかも怪しいものをなぜ日本政府は認めたか?”と設定されるべきなのです。

僕が強調したのは、「河野談話」は、戦後の日韓交渉史の中での日本と韓国の関係はどのようであったかという歴史的視野で眺める必要があると言う点です。

金大中拉致事件というある意味で戦後の日韓関係を集約する典型的な事件を見てみると、日本政府韓国政府の都合にあわせて「穏便に」ということで数々の嘘をついてきたことが判ります。これは当時の共産党社会党が追及していた通り、まさに嘘だったと思います。簡単に言えば、河野談話もそういう枠組みの中で出された嘘、あるいは嘘とは言わないまでも「玉虫色の解決」と考えられるべきです。(交渉当事者の証言の中にもそういうことを示唆する物が有ります)

ですから河野談話が、ある歴史的事実が「あったか、なかったか」を決める決め手にはなりえないのは自明です。

問題は、今日の観点で言えば、公正な立場で、河野談話の形成のプロセスの検証と、河野声明と実証的に検証された歴史的事実の突合せを行うことです。そういう検証を経ないで、ちょっと戦後の日韓関係を知っている者からすればかなり疑わしい河野談話金科玉条にするのは「プロパガンダの道具として便利」という動機もった人以外に考えられません(実際、アメリカ上院マイク・ホンダ議員などは、そういう目的で「河野談話」を使っています)。

繰り返しますが、河野談話はそれ自体では歴史でもなんでもない訳ですから、それを疑うのは「河野修正主義」ではあっても「歴史修正主義」ではありえません。あとは、自称従軍慰安婦の問題に火をつけて回っている皆様がどれだけ説得的で実証的な検証に耐えられる証拠を提出するかの問題でしょう。現状では僕はそれはなされているとは思えません。

また、吉田証言を「でっちあげだった」とすることで、慰安婦の強制徴集は創作であるとするヨシノリ史観=修正主義は、ネットでいくらでもみかけることができるけど(内容的にはマンガの内容のコピペでしかなく、さんざん歴史研究者に批判されているのにそれにまともに応えず、さらなる同一内容のコピペで上塗り。コピペの量で嘘を糊塗しているとしか見えない)、強制徴集の例はこれまた吉田証言に限らずたくさんある。


これも、無理な「読み込み」ですね。まず、この人はぼかしているけど「当時もてはやされた」吉田証言が虚偽だったか否かです。その点でこの人は「吉田証言は正しかった」という論陣は張れないようです。残念ながら。

もちろん僕は「吉田証言」が唯一の「証拠」などと思っているわけではありません。それ以外にも例えば、猫の目のように変わる自称従軍慰安婦さんの「証言」があることも知らないわけではありません。だからこそ『当時もてはやされた「従軍慰安婦=性奴隷プロパガンダ中の人の定番の「証言」であった吉田清治という人の証言も事実ではないことが判明した』という言う限定をつけた言い方をしています。まあ、そうは言うものの、この証言が虚偽だったのはかなりインパクトは大きいですが。だって嘘がばれるまでは「定番」だったのだから。

ただ、私はこの人(上のURLの人)のpedanticな語り口は結構気に入っています。なかなか面白くていいと思います。

http://d.hatena.ne.jp/london-tower/20071212/1197417947

返信2007/12/15 08:57:37