海老蔵-野原の応答など RSSフィード
 

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14noharranoharra   パラダイムの変化

論点43

 多くの兵士たちは日記や回想録のなかで、「慰安婦」との接触を、少しも恥の意識を持つことなく記述していたからである。パラダイムの変化のおかげで、彼女たちの経験は「軍隊売春」から「性奴隷制」へ、すなわち軍隊によって組織的に継続された強姦へと、見方が変わったからである。(上野

これは、行為時及びその後しばらくたった回想録記載時においてすら、慰安婦の存在は法規範上は犯罪ではなかったことを認めているのです。

それが、その後の女権伸長に伴って、90年代以降の現代に行われてたら犯罪じゃないの?という法意識になってきたという、むしろ実態に合致した認識を示しているのです。

しかし、この実態に合致した認識を前提とすると、法の不遡及の原則(行為時法適用の原則)により、日本の国家責任は否定されてしまうので、補償請求の場面では負け筋になるのです。

http://d.hatena.ne.jp/noharra/11001226#p2

慰安婦の存在は法規範上は犯罪ではなかった」とはどういう意味でしょうか?

「戦前、ある紳士が自分のうちの女中に手を付け妊娠させた」このような事例はまず間違いなく「法的に犯罪となることはなかった」のです。しかしそれは「法規範上は犯罪ではなかった」ことを意味しません。

規範に反する行為を実際に犯罪とするためには、行為を対象に公判を成立させ事実を裁判所で明らかにするための努力労力が必要です。現在でも社会的弱者にとってはその努力労力はたいていの場合、あまりにハードルが高く支払いえないものとなります(警察~が勝手に起訴してくれなかった場合)

海老蔵さんの論理は、「法規範上は犯罪ではなかった」を「実際に法的に犯罪となることはなかった」に近づけることにより、無罪化を勝ち取ろうとするレトリックにすぎません。

だいたい上野が「恥の感覚」の話をしているのに、いったいそれがなぜ「法規範上の犯罪」云々の話しになるのだ?

返信2007/04/28 12:04:40
  • 14パラダイムの変化 noharranoharra 2007/04/28 12:04:40
    論点43  多くの兵士たちは日記や回想録のなかで、「慰安婦」との接触を、少しも恥の意識を持つことなく記述していたからである。パラダイムの変化のおかげで、彼女たちの経験は「軍隊売春」から「性奴 ...