資料・リンクなど RSSフィード
 

| 日記一覧 | 掲示板 | トピックツリー | キーワード | About |

72noharranoharra   20  従軍慰安婦問題の歴史的研究—売春婦型と性的奴隷型

http://d.hatena.ne.jp/K416/20071007/1191741757

で、90年代の下記の研究書が紹介された。


http://d.hatena.ne.jp/asin/4763410180/k416-22

従軍慰安婦問題の歴史的研究—売春婦型と性的奴隷

# 作者: 倉橋正直

# 出版社/メーカー: 共栄書房

# 定価: 1,835

# Amazon 価格: 1,835 円

(2007年10月07日 16時08分 時点 - 価格表示について -)

# 発売日: 1994/08

一部引用箇所。

 現在、韓国側が最も問題にしているのも、実はこの性的奴隷型の部分である。彼らは、従軍慰安婦というと、ほとんどの場合、最終段階で登場してきた性的奴隷型の慰安婦をイメージする。それだけ、同胞の多くの女性が無理やり、この性的奴隷型の慰安婦にされたことが、強烈な印象を与えているからであろう。それが、ほかに類を見ない、人道にもとる蛮行である以上、彼らの対応は当然であろう。ただ、従軍慰安婦にもそれなりに発展段階があって、歴史的に徐々に(順序を踏んで)形成されてきた。すなわち、当初から、それは性的奴隷型をとっていたわけではなく、最もひどい形態である性的奴隷型は一九四〇年以降の最終段階に至って、ようやく登場してきたものであった。

 もちろん、それ以前の段階の慰安婦の形態、すなわち売春婦型も決して望ましい、あるいは免罪されるべきものではなかった。過酷な植民地支配を受けることによって、売春の場に多くの朝鮮人女性が事実上、入ることを余儀なくされていたからである。ただ、その場合、わずかに救いになるのは、この段階では、まだ、むき出しの暴力が用いられていなかったことである。むき出しの暴力的な手段を用いて、あたかも古代の奴隷狩りさながらに、年ごろの娘たちをひっさらっていくことだけは、まだなされなかったからである。とにかく、直接的には経済の論理、具体的には戦地に出かけ、日本軍の将兵を相手に売春すれば、てっとり早く金を稼げるという形で、娘たちを勧誘しているからである。(pp.75-6)

売春婦型と性的奴隷型という二分法を、吉見先生は取らないと書いてましたね。

返信2007/10/08 20:23:06