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89zames_makizames_maki   51  Re:シンポジウム「歴史と責任」とはどんなもの?

VAWW-NET ジャパンの西野瑠美子氏はシンポジウムの基調発言を行い-中心的存在だと感じた。

このサイトには、VAWW-NETジャパンの活動や発言を知らないままに、何か奇妙な先入観を持っているように見える人が散見されますので、補足説明しておきます。私はVAWW-NETジャパンのいわゆる慰安婦問題での位置を、「中心」と書きましたが、それは具体的には以下のようなことから理解できるのではないでしょうか。


(1)慰安婦とはどんなものであったかという見解について、吉見義明、林博史など「慰安婦」(日本軍奴隷制度)の代表的研究者と、VAWW-NETジャパンの代表西野瑠美子氏のものは、ほぼ同じです。西野氏は初期にジャーナリストとして元慰安婦を取材していますが、そこでの情報は吉見義明などに受け入れられ参照されていると思います、逆に吉見らの説明に西野氏が反対したことはないように思われます。


その具体的な例としては、本「ここまでわかった!日本軍慰安婦」制度」(日本の戦争責任資料センター、かもがわ出版、2007)は、西野瑠美子、吉見義明、林博史の3氏が「慰安婦」とはどんなものであったか、2007年説明講演をした記録であり、私はこの講演に出席しましたが、3者は仲良く分担して説明をしていました。


(2)慰安婦問題解決に向け活動している団体は、数多くありますが、そうした団体の主張(裁判支援を!裁判に勝利しよう!)といったものとVAWW-NETジャパンの主張とは同じでしょう。またVAWW-NETジャパンシンポジウムにそうした団体の方が発言の機会をもった時もありましたが、やはりまったく齟齬はなかったと思います。


これの例としては、2007年の歴史修正主義者へ反対する発言があげられるでしょう。「提言日本軍慰安婦」問題における謝罪には何が必要か」(http://space.geocities.jp/japanwarres/center/hodo/hodo39.htm)ここでは日本の戦争責任資料センター 「戦争と女性への暴力」日本ネットワークVAWW-NETジャパン)、アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)の3者が共同で行っています。 これは「慰安婦研究者が問題解決のため必要と考えることと、VAWW-NETジャパンが必要と考えることが、一致しているということでしょう。

 これは素直に、「慰安婦」という歴史的存在を知れば、その問題解決のための目標・方策は、VAWW-NETジャパンの要求しているようなことになるのが、普通という事でしょう。


(3)VAWW-NETジャパンの主催するシンポジウムなどに参加したことがありますが、そこでの説明に違和感を感じたことはありません。即ち、ジェンダーの問題を前面に押しだして説明や発言をすることはなかったということです。多くは、慰安婦制度に関する事実関係の説明と、政府の責任を追及するものでした。おそらく「女性人権団体」という名前から時として家父長制への強い批判とか、運動アピール(シュプレヒコールのようなもの)を想像する方がいるかもしれませんが、そうしたものを聞いたことはありません。


つまり簡単に言って、VAWW-NETジャパン慰安婦制度の認識は研究者と同じであり、その主張は、慰安婦問題解決に向けて動いている研究者や団体の代表となっている、という事です。

返信2008/08/07 03:55:22