下院本会議での慰安婦決議 以後 RSSフィード
 

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48dempaxdempax   日本共産党第五回中央委員会総会幹部会報告

≪美しい日本の無責任≫は遁走してしまったようですが.



日本共産党第五回中央委員会総会幹部会報告より


しんぶん赤旗 2007/09/11 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-09-11/2007091117_01_0.html

二,新しい政治プロセスを前進させるために--「二重の構え」のとりくみを

新しい政党状況と日本共産党の役割


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安倍・自公政権--政治的衰退が極まった 末期的な姿


一方で,安倍・自公政権の政治的な衰退が,いよいよすすんでいます.


安倍首相は,「『人心一新』が国民の声」といって内閣改造をはかりましたが,「一新」されるべき首相が居座ったうえ,国民から「ノー」の審判をくだされた路線にしがみついている. 二重に民意にそむく姿勢をとっています.


首相は,「改造」内閣発足にあたって,内閣と党の主要ポストを再び「靖国」派でかためたうえ,内閣「改造」は「『美しい国づくり』,『改革』を再スタートさせるためにおこなった」,「戦後レジームを原点にさかのぼって見直しをしていく」とのべ,貧困と格差拡大の「構造改革」路線,「戦後レジームからの脱却」を旗印にした改憲路線にあくまで固執することを宣言しました.


外交でも,国際的孤立と破綻(はたん)はいちじるしいものがあります.


従軍慰安婦」問題では,安倍首相自らの妄言(もうげん)が国際的な怒りを広げ,米国下院で日本政府に公式の謝罪を求める決議が採択されました.


首相が主導している,同じ「価値観」をもつ国とだけ連携を強めようという「価値観外交」なるものは,「反中国ブロック」をつくろうという時代錯誤の動きとみなされ,アジアと世界でひんしゅくをかっています. わが党の綱領は,「社会制度の異なる諸国の平和共存および異なる価値観をもった諸文明間の対話と共存の関係の確立に力をつくす」ことを,日本のとるべき平和外交の基本点の一つとして明記していますが,安倍首相には,社会制度の異なる諸国や,異なる価値観をもつ諸文明が,相互に理解しあい平和的に共存することこそ,いまアジアでも世界でも本流となっていることが,まったく見えないのであります.


かつての自民党ならば,国民から厳しい審判をうければ,首相を交代させたり,自民党政治の枠内であっても路線の多少の見直しをおこない,政権の延命をはかってきたものでした. ところが,そうした対応すらできず,国民から「ノー」がつきつけられた人物と路線に,反省もなく日本の政治を委ねようとしている. 「改造」内閣発足後も,「政治とカネ」をめぐるスキャンダルが連続して明らかになっている. ここには政治的衰退が極まった自民党の末期的な姿が,示されているではありませんか.



民主党--「対決戦術」への変化と,基本路線の問題点

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自民党政治の「三つの異常」をただす日本改革と,綱領の諸規定について


綱領を国民に語るとりくみは,党大会決定を指針としつつ,それぞれの同志の入党の初心,党への思いなどをまじえ,相手の関心にもこたえて,自由闊達(かったつ)にすすめることが大切ですが,「三つの異常」をただす日本共産党の日本改革の方針を語るためには,綱領の次の諸点をよくつかむことが重要です.


<過去の侵略戦争正当化する言論,政策,行動を大本から転換する改革>


自民党政治の第一の異常――過去の侵略戦争を正当化する言論,政策,行動を,大本から転換する改革についていいますと,まず綱領は,第一章「戦前の日本社会と日本共産党」で,侵略戦争植民地支配の誤りを,歴史の事実にもとづき,またこの誤りと命がけでたたかった日本共産党の当時の現場での闘争にもとづいて,明らかにしています.


さらに第四章「民主主義革命と民主連合政府」のなかの「日本社会が必要とする民主的改革の主要な内容」のところでは,日本がとるべき平和外交の諸政策の冒頭に,「日本が過去におこなった侵略戦争植民地支配の反省を踏まえ,アジア諸国との友好・交流を重視する」ことを明記しています.


異常なアメリカいいなり政治をただす改革>


自民党政治の第二の異常――異常なアメリカいいなり政治とそれをただす改革についていいますと,まず綱領は,第二章「現在の日本社会の特質」のなかで,日本の現状が,「発達した資本主義諸国のあいだではもちろん,植民地支配が過去のものとなった今日の世界の国際関係のなかで,きわめて異常な国家的な対米従属の状態にある」ことを,日本全国に配備されつづけている米軍基地,アメリカの世界戦略の一翼を担わされている自衛隊,軍事・外交・経済などあらゆる面での従属の実態を示しつつ,正面から告発しています.


そして第四章の「民主的改革の主要な内容」のところでは,この異常な状態からの脱出の道が,日米安保条約の廃棄と日本の進路の平和・中立・非同盟路線への転換にあることを明示し,新しい日本がとるべき平和外交として八項目の内容を示しています.


さらに第三章の「世界情勢――二〇世紀から二一世紀へ」の分析では,今日の世界の大きな流れは,アメリカの覇権主義的な世界支配を許さず,国連憲章にもとづく平和の国際秩序を築き,核兵器も軍事同盟もない世界を実現することにあるとして,この転換の国際的な背景と意義も明らかにしています.


<極端な大企業中心主義の異常をただす改革>


自民党政治の第三の異常――極端な大企業中心主義の異常とそれをただす改革についていいますと,まず綱領は,第二章の「現在の日本社会の特質」のなかで,国民を苦しめる諸悪の根源が,国内的には「大企業・財界の横暴な支配」にあること,とくに,「国民の生活と権利にかかわる多くの分野で,ヨーロッパなどで常識となっているルールがいまだに確立していないことは,日本社会の重大な弱点となっている」ことを指摘し,雇用,女性差別,中小企業,農業,環境,経済・財政政策,汚職・買収・腐敗など,国民生活と日本社会の各分野での異常なゆがみを告発しています.


そのうえで第四章では,「経済民主主義の分野」での「民主的改革」の内容として,「国民の生活と権利を守る『ルールある経済社会』をつくる」こと,「大企業にたいする民主的規制を主な手段として,その横暴な経済支配をおさえる」こと,「国民各層の生活を支える基本的制度として,社会保障制度の総合的な充実と確立をはかる」こと,そして,国の経済運営の全体を,「大企業・大銀行本位の支出や軍事費を優先させている現状をあらため,国民のくらしと社会保障に重点をおいた財政・経済の運営をめざす. 大企業・大資産家優遇の税制をあらため,負担能力に応じた負担という原則にたった税制と社会保障制度の確立をめざす」という方向に大きく転換させることなどを,掲げています.


自民党政治の「三つの異常」をただす日本改革の方針と綱領とのかかわりをいくつかの角度からのべてきましたけれども,こうのべてきますと,綱領の一つひとつの規定が,本当に今の情勢と響き合い,かみあっている. どの命題も,国民の中で語ったときに,あたりまえの常識的なこととして受けとめられる,そういう内容であるということがよくわかると思います. どの問題でも,国民の認識と日本共産党の立場――綱領の立場が接近してくる条件と可能性,そして必然性がある. そこをとらえて大いに綱領を語り,「どんな日本をつくるか」を語り,新しい日本の進路をともに探求するとりくみをすすめようではありませんか.


そのなかで綱領の示す世界論,未来社会論,党の歴史も含め党の全体像を語ることも大いに重視していきたいと思います. 綱領の第三章「世界情勢」では,「巨大に発達した生産力を制御できないという資本主義の矛盾」について地球的規模から明らかにし,綱領の第五章「社会主義共産主義の社会をめざして」では,資本主義を乗り越えた未来社会への変革の内容,展望,道筋が,全面的に明らかにされています. これらの中心点をつかんで,日本共産党のめざす未来社会とはどのようなものか,日本共産党という党名が,党の歴史とともに党のめざす未来社会とも不可分のものであることを明らかにしていくことも大切であります.


[以下省略]



 

返信2007/09/12 20:35:11