従軍慰安婦の給料は高給だったのか RSSフィード
 

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98zames_makizames_maki   慰安婦は「報酬0円だった」という資料

慰安婦が高給取りであったのか、を検討するステップの上で最初に、「慰安婦はその体の代価を受け取っていなかった」という資料をまず示そう。

これはlunakkoがあげた米軍調書と同じように、多くの慰安婦たちに話を聞いてそこから慰安所の生活を描写した資料である。ある人の証言がそのまま掲載されているのではなく、調査者がまとめを行ったという点で米軍調書ほぼ同じ成り立ちをもった資料である。


●「インドネシアにおける慰安婦調査報告」倉沢愛子 1999(アジア女性基金 『「慰安婦」問題調査報告 1999』の第6番目 http://www.awf.or.jp/program/index.html#linkで読める)

倉沢愛子氏はインドネシアで40人の慰安婦と名乗り出た人、3人の目撃者、その他手記などを調査しこの報告文献をまとめている。これは元慰安婦自身の証言そのものではなく、それを聞き取った著者がまとめたものである。

倉沢氏は長年インドネシア社会学の調査研究を行ってきた人で1993年慰安婦の問題化以前から調査をしている。証言の調査において信頼性の確保には配慮しており「予備知識がないと発言の真偽が判断できず、更に突っ込んだ質問もする事ができない」「老人の話しは時として理路整然とせず、また矛盾点も多いので、納得がいくまで様々な角度から質問を変えて聞きただす」としており、倉沢氏がこれらの証言の審査・再確認を行った末に得たのがこの報告内容である。研究者はこれらの検討を行って元慰安婦の証言の信頼性やその意味を確認した上で報告を書いているのであり、ただ証言を鵜呑みしている訳ではない。


その調査の結果は、名乗り出た40人中で

  • ・明らかに軍の慰安所にいた元慰安婦は11人
  • ・慰安所だがおそらく前線の兵士による私設慰安所にいた元慰安婦は、それより多い数(~20人?)
  • ・残りは強姦被害者、日本兵士の私的な妾など

としている。そして慰安婦が得た報酬については

  • ・軍の慰安所にいた慰安婦は、食事や衣服・化粧品には不自由しなかったが、報酬は貰っていない
  • ・私設慰安所にいた慰安婦は、食事も不安定で衣服も支給されず、報酬も貰っていない
  • ・しかし当時のインドネシア人は彼女たちを白い目で見たし、周囲からは豊かで華やかに見えた

としている。結論として慰安所・生活の状況に関わらず、慰安婦は報酬は貰っていない。ここで注意すべきなのは米軍調書と同じく外からは贅沢な生活に見えても報酬は貰っていなかった事だろう。

返信2007/06/04 23:26:13