従軍慰安婦の給料は高給だったのか RSSフィード
 

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29lunakkolunakko   10  Re: lunakko さんへ

>「ああ、これなら300ルピー……え、日本円! それなら15円でいいよ」となるのですよ。

とは、詳しく書くと、「ああ、これなら元現地通貨300ルピー……え、軍票(日本開発銀行券1円と軍票1ルピーは等価)!それなら軍票15ルピーでいいよ」となります。

あなたが、

「「軍票」「南発券」はルピーだったけど「円」「円」と呼ばれていた。」

と書いてらっしゃるので、そう書いたのですが、かえってわかりにくかったようです。

わかりにくい説明ですみませんでした。なので、お店の主人の話についてもっと詳しく説明しますね。

しかし、実際の数字は異なりますよ?解りやすくしてるだけですから。


日本軍がビルマを占領する前の1937年、ビルマインドから独立し、イギリス連邦内の自治領でした。

当時のビルマにおいては、ルピー表示のお札(以下、元現地通貨 といいます)が使用されておりました。

八百屋さんをしている店主さんは、大根一本を 元現地通貨(ルピー表示) 1ルピーで販売してました。

●1942年、アウンサンがビルマ独立義勇軍を率い日本軍と共に戦い、イギリス軍ビルマより駆逐しました(ビルマ戦役)。

そして、1943年日本の後押しでバー・モウを元首とするビルマ国が建国。

日本軍はビルマイギリス軍から守るために駐留(占領でもいいです)しました。

戦争においては、占領した国がその国で元々使用されていた通貨の使用を制限し、新しい貨幣を使用します。

なぜなら、そこで使用されていた紙幣は敵国のものだからです。(イギリス軍も、アメリカ軍も同様に処理しています

日本軍は、軍票(ルピー表示。後の南開発金庫券。以下、軍票といいます)を新しい貨幣と決め、ビルマの人にこういいました。

日本軍:このビルマでは 元現地通貨 の変わりに軍票を使用します。

日本占領軍:元現地通貨は敵兵の使用していたものです。今は、日本の占領地にあるので早く軍票に替えてください。

私たちが軍票でこれから毎月大根を10000本買いますので、このお金を基にしてこれからは買い物をしてください。

なお、軍票と元現地通貨のレートは1:1です※1。

八百屋さんをしている店主さんは、大根一本を 軍票1ルピー(これは、この時点で元現地通貨(ルピー表示)1ルピーと等価)で販売しました。

しかし、地元の人々の意見はさまざまでした。

地元の人A:そうなのですか!これからは軍票を使用します。

地元の人B:えー?急に言われても・・・。まだ、元現地貨幣も使えるのでこのままでいいですよー。

地元の人C:絶対に嫌だ!

しばらくすると軍票が出回るようになり、元現地通貨はあまり使われなくなり、その「価値」は半分に落ちました。

日本占領軍:レートが変わりました。軍票1ルピーは元現地通貨4ルピーと交換にします。早く軍票を使用したほうがお得ですよー。

八百屋さんをしている店主さんは、大根一本を軍票1ルピー、もしくは、元現地通貨4ルピーで販売しました。(価値は同じ)

地元の人は言いました。

地元の人B:うわ!早く軍票に替えないと!損する!

地元の人C:えー?替えたくありませんよー。

しばらくすると軍票の流通がほとんどとなり、、元現地通貨は使われなくなり、元現地通貨の「価値」は1/1000に落ちました。

日本占領軍:レートがまた変わりました。大根一本は軍票1ルピーは元現地通貨1000ルピーにします。早く軍票を使用したほうがお得ですよー。

八百屋さんをしている店主さんは、大根一本を軍票1ルピー、もしくは、元現地通貨1000ルピーで販売しました。(価値は同じ)

地元の人C:ぎゃーー!すごい損した!

たとえ話はここまでです。

ここで抑えておきたいポイントは、元現地通貨が1000億ルピーあったのならば、当初の交換レートが軍票1ルピー=現地通貨1ルピーであるので、

1000億ルピー分の軍票を刷る必要があるということです。

そして、この1000億ルピー分の軍票が全て出回り、元現地通貨の「価値」が1/1000に落ちると、元現地通貨1000億ルピーは軍票1億ルピーと等価であるので、

総流通貨幣価値は、軍票1000億ルピー+軍票1億ルピー(元現地通貨1000億ルピー相当)=軍票1001億ルピー分の価値になります。


あなた達は、この例えでいうと、1000億ルピー分の軍票を刷ったのでインフレを起こしたと考えていますよね?

それは、総流通貨幣価値を 軍票1000億ルピー+元現地通貨1000億ルピー=2000億ルピー分の価値と考えているからです。

●そして、この考え方は、以下のあなた方の示す資料(ここではドルですが)とまさしく一致します。

シンガポール物価指数は開戦時の1941年12月を100とすると翌年12月には352、44年12月には1万0766、45年8月には3万5000と350倍になっている。

特に米は開戦時、60キロが5ドルだったのが、45年6月には5000ドルと一千倍にもなっている。」

この資料を先ほどしたたとえ話で解釈すると、

ルピー軍票(内地日本銀行券1円相当)=元現地通貨1000シンガポールドルとなります。

八百屋さんをしている店主さんは、大根一本を軍票1ドル、もしくは、元現地通貨1000ドルで販売しました。

※価値は同じ。しかし、「元現地通貨シンガポールドルから見ると」物価が1000倍

その証拠は、この資料が「ドル表示」だからです。この文章の前までは円表示でしたのに、円表示→単位なし→ドル表示と見事なトリックが使用されております。

騙されても仕方ありません。

また、戦時中どこでも起こる軽度のインフレ(物資が乏しいため)は起きているでしょう。

しかし、それは軍票の発行とは関係ありません。

何故なら、インフレが起きるのは、過剰な価値のある貨幣が市場に出回るからです。

この例えの場合、軍票と元現地通貨の二種類が市場に出回っておりますが、軍票が出回るに連れて、元現地通貨の貨幣価値はどんどんなくなっていってます。

よって、元あった流通通貨の価値はさほど変わらないのです。


※1:軍票と元現地通貨のレートは最初は1:1。その後変化。

資料:南方経済対策要綱(昭和16年12月16日 閣議報告)(1941年)の◎の箇所参照

第二、甲地域対策要領

 第一次対策

    三、通貨

    能フ限リ速ニ現地通貨ノ利用ニ努ムルトスルモ

   (一) 当初ニ於テハ

    (イ) 軍票ヲ使用シ軍票ハ各地域別現地通貨標表示ト為ス

    (ロ) 軍票ハ現地通貨ト等価ニ通用セシム之ガ為強行措置ヲ講ズ

    (ハ) 中央及現地ニ軍票ヲ処理スベキ機構ノ整備ヲ考慮ス

    (ニ) 主要ナル現地資源獲得及開発費ハ差当リ軍事予算ニ依ル

   (二) 占領地把握ノ段階ニ応ジ

    (イ) 現地発券制度ヲ可及的速ニ把握スルコトニ努メ之ト軍票制度トノ機能ヲ調整シ逐次統一ニ進ム右ニ伴ヒ現地通貨ニ依リ既発軍票ヲ回収セシムル

    (ロ) 右ニ依ル統一乃至回収ニ伴フ決済ハ原則トシテ以下ニ依リ処理ス

     (1) 発券銀行ヨリノ借上金、起債等ノ手段ヲ用フ

     (2) 敵性資産ニシテ没収スベキモノヲ充当ス

     (3) 政庁又ハ公共団体等ニ国防費分担金ヲ命ズ

    (ハ) 主要ナル現地資源ノ獲得及開発資金ノ調達ニ付テハ追テ別ニ之ヲ定ム

   (三) 現地ニ於ケル為替管理ヲ可及的速ニ整備シ資金ノ移動ヲ統制ス

  備考

  (イ) (一)ノ(ロ)ニ関シ差当リ軍票ガ現地通貨ト等価ニテ流通スルヲ促進スル為軍票ニ依ル物資購買等ヲ円滑ナラシムル様適当ナル措置ヲ講ズ

◎(ロ) 予算上軍票ト日円トハ差当リ比率一対一トスルモ現地物価ノ実状ニ応ジ予算ノ編成上並ニ経理上考慮ヲ払フト共ニ予算ノ実行ニ付各地域別区分計画ニ努メ諸般ノ施策ニ齟齬ナカラシ

  

>「わたしが資料を読んだから間違いありません」といって資料を示さないことの On Parade です。

そうですか。例をお願いします。10日待ちますね。

>真面目腐って、あなたが資料か証言を提示したかと思って探してしまいましたよ(笑)

それはそれは。「例えれば、」って書いてあるので、ちゃんと読んでくださいね。

>lunakkoさん、あなたがいうインフレとはどういう現象ですか?

この書き込みに書きました。

>あなたが参考にしたサイトとか、記述をそえて、

これもこの書き込みに書きました。

返信2007/06/02 00:48:37
  • 29Re: lunakko さんへ lunakkolunakko 2007/06/02 00:48:37
    >「ああ、これなら300ルピー……え、日本円! それなら15円でいいよ」となるのですよ。 とは、詳しく書くと、「ああ、これなら元現地通貨300ルピー……え、軍票(日本開発銀行券1円と軍票1ルピーは等 ...
    • 66Re:Re: lunakko さんへ ni0615ni0615 2007/06/02 15:38:22
      同じ物が、あちらにあり、 bbs:11:2 多くの方のレスもあるようなので、それらを読み直してからご回答いたします。