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121yubiwa_2007yubiwa_2007   120  Re:Re:lunakkoさん、答えてください

lunakkoさん


日本の民事訴訟法の条文を挙げられたということですから、lunakkoさんがこれまで仰っていた「裁判」とは日本の民事裁判なのだということがわかりました。


それなら、日本の民事訴訟法あるいは刑事訴訟法の何条に「補強証拠がないと証言は証拠にならない」というようなことが書かれてあるのですか?

民事訴訟法

第180条 証拠の申出は、証明すべき事実を特定してしなければならない。

これは、証言であれなんであれ、証拠とするには事実を特定していなければならない。つまり、証言が毎回変わるようであれば事実を特定出来ていないため、

証拠にはならず、証言を証拠とするためには、証言内容を補強する事実(検証)や、第三者の「信頼できる」証言(毎回内容が変わらない等)が必要であることを意味しております。


ほう、それはまた民訴法180条について初めて聞く解釈です(笑)。

私は、180条は訴訟の審理における証拠の申出方法についての規定だと思っておりました。まさか、それが「補強証拠がないと証言は証拠にならない」という証拠能力の有無(あるいは証明力の制限?)についての規定だとは、これまで考えたこともありませんでした。

私の手元にある民訴法の概説書には


「証拠の申出には,証拠方法および立証事項を特定し,かつ,立証趣旨,すなわち両者の関係を具体的に明らかにしなければならない(180Ⅰ,民訴規99Ⅰ)。」

(伊藤眞『民事訴訟法』補訂版、有斐閣、p319-320)


と書かれてあり、要するに「証拠を提出する場合には、何を何のために証明しようとするのか明らかにしなさい」というのが民訴法180条のようです。

でもlunakkoさんによると、民訴法180条は「補強証拠がないと証言は証拠にならない」という証拠能力の有無(あるいは証明力の制限?)についての規定のようです。しかも、そのようなlunakkoさんの解釈が、lunakkoさんによると「一般的」なのだそうです。bbs:10:71でそのように仰っています。

私にはとても信じられませんが、私の理解や私の手元の民訴法の概説書の記述の方が間違っている可能性もあります。

そこで、民訴法180条は「補強証拠がないと証言は証拠にならない」との規定だという解釈を示した判例を提示してください。

lunakkoさんの解釈が「一般的」だと言うなら、そのことを示した判例があるはずです。

法学の議論において、ある条文解釈が「一般的」だと主張するなら、そのような条文解釈を示した判例を示すか、せめて学説上通説であることを示すことが要求されます。それができなければ、そのような条文解釈が「一般的」であることは論証されません。


そういうわけですので、民訴法180条が「補強証拠がないと証言は証拠にならない」との規定だという解釈を示した判例を提示してください。


また、lunakkoさんはbbs:10:26では

通常、裁判などにおいて、証言のみの事象であったとしても、告発する側とされる側の証言は等価でありません。

と仰っていますが、その根拠となる条文が提示されていません。

民事訴訟法

第179条 裁判所において当事者が自白した事実及び顕著な事実は、証明することを要しない。

ここで、明確に区別されております。


これもまた民訴法179条について初めて聞く解釈です。

私は、179条訴訟の審理における証明を要しない事項についての規定で、争いのない事実は証明を必要とせず、当事者の自白の拘束力を認めるという、弁論主義の原則から来る規定だと思っていました。

まさか、それが原告と被告の陳述・供述の証明力が等価でないという意味の規定だとは、これまで考えたこともありませんでした。


また、民訴法における「当事者」の意味ですが、私の手元にある民訴法の概説書には


当事者とは,その者の名において判決を求める者,およびその者を名宛人とする判決を求められる者を指す。

 (中略)

当事者は,第一審においては,原告・被告控訴審では,控訴人・被控訴人,上告審では,上告人・被上告人と呼ばれる。」

(伊藤眞『民事訴訟法』補訂版、有斐閣、p77)


と書かれています。

ところが、lunakkoさんによると、179条の「当事者」とは「告発する側とされる側」のどちらか一方を指すらしいです。


民訴法179条をどのように解釈すれば、lunakkoさんが仰るように「告発する側とされる側の証言が等価でない」という意味になるのか、私には理解不能ですが、lunakkoさんによると「通常、裁判などにおいて」はそうなっているのだそうです。

「通常、裁判などにおいて」というのですから、判例・実務では民訴法179条についてlunakkoさんが仰るように解釈しているのかも知れません。

lunakkoさんが仰っている民訴法179条の解釈が「通常、裁判などにおいて」なされているなら、間違いなく判例があるはずです。


そういうわけですので、民訴法179条が「告発する側とされる側の証言が等価でない」との規定だという解釈を示した判例を提示してください。

ある条文解釈が「通常、裁判などにおいて」なされているのだと主張するなら、そのような条文解釈を示した判例を示すことが要求されます。

ここでは学説の提示だけでは駄目です。「通常、裁判などにおいて」というのですから、判例を提示しなければなりません。

それができなければ、そのような条文解釈が「通常、裁判などにおいて」なされていることは論証されません。

それが、lunakkoさんの大好きな法学の議論というものです。


念のため、もう一度書きます。


民訴法180条が「補強証拠がないと証言は証拠にならない」との規定だという解釈を示した判例はありますか?
民訴法179条が「告発する側とされる側の証言が等価でない」との規定だという解釈を示した判例はありますか?

お答えください。

返信2007/06/11 16:37:23